幼児教育の大切さ

幼児期は、「三つ子の魂百まで」と云われるように、人間の一生の性格、知能、情操の発育に大きな影響を及ぼす大切な時期です。この時期、同年齢の集団生活のなかで、社会性や自主性の基礎を培える幼稚園教育の重要性を考えずにはおられません。
当幼稚園は、昭和49年の開園より幼児教育に関する諸条件の整備に努め、幼児の発達段階をふまえての教育計画と、その実践に努めてまいりました。今後も幼児教育に精一杯の努力をし、明日へと前進してまいりたいと存じます。園長 
         

教育目標

家庭は、親子の愛情をきずなとした生活の場です。幼稚園は、親から離れて、違った環境で育った子どもたちや先生と過ごし、その生活の中で様々な体験をし、成長への力をつけていくところです。本園では、文部科学省幼稚園教育要領の5領域に従い、5つの目標をもって、保育を展開しています。
 
 
【健 康】
〇健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
 
【人間関係】
〇他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人とかかわる力を養う。
 
【環 境】
〇周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもってかかわり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
 
【言 葉】
〇経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
 
【表 現】
〇感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
 

本園の期待する理想像

自然環境に恵まれ、広々とした敷地、明るい園舎、充実した施設のもと、子どもたちに期待する理想像として、次の3つの柱をかかげ、健全な心身の基礎を培うことに努めています。
 
 ○失敗も成長のかてとして、明日に希望をもって明るく立ちむかう子        
 
 ○広い心で他人のあやまちを許せる子
 
 ○考えて行動できる子


教育内容

○本園は心から子どもを愛し、一人一人を見つめ、自分も向上心をもって研修に励む教師陣により、教育目標に従い指導し、文字や数についても、文字あそび、数あそびの教材を取り入れ、指導を行っています。
 
○健康で強い体力をつくるため、専任講師により体育指導を行い、幼児の体育向上に努めています。体育指導は、ゲーム的要素も取り入れた楽しい内容になっています。(全学年)
 
○現代に必要とされています英語教育については、少しでも興味を持ち、学ぶ芽を広げるため、ハーツこども英会話より指導者が来園し、英会話指導を行っています。(年中・年長児)
 
○音楽的な事に関しては、日頃から歌を歌ったり、リズムあそびをしながら興味を持たせ、4歳児クラスの後半からはピアニカを使用し、簡単な曲を弾く練習も行っています。又、5歳児クラスでは、打楽器、メロディオンなどを使用し、全員で鼓笛隊を編成しています。
 
○本園は安全教育に重点をおき、遊具や用具の使い方はもちろんのこと、園内の事故等についても万全を期しています。又、交通安全教育については、園外保育の折、指導を行うほか、紙芝居やビデオなど、視聴覚教材を利用した教育も行っています。
 
※本園は不審者対策として、防犯カメラを設置し、外部からの出入りを園内から監視しています。