今日は、年長児と年中児が静電気を使った科学マジック体験をしました。冬が近づき、乾燥する季節には静電気を感じることがあっても、自分で静電気を発生させるのは初めての体験だったようです。最初は、丸めた風船で下敷きをこする回数が少なく、うまくアルミ缶を動かせなかった子もいましたが、何度か試すうちにコツをつかみ、たくさんこすることで静電気を発生させ、空き缶をコロコロと動かすことに成功しました。「動いた!」と歓声をあげる子どもたちの表情は、驚きと喜びにあふれていました。
さらに、グループで協力して下敷きをしっかり押さえ、風船で力強くこする工夫をしながら、チームワークの大切さも体験しました。なかには、静電気の原理に興味を持ち、「なんで静電気で動かせるの?」と、より深い疑問を持つ子も見られました。
これらの体験を通じて、子どもたちは静電気の不思議さを学び、科学が日常生活に潜んでいることを実感しました。そして、「次はどんな体験ができるの?」と、さらなる挑戦に期待を膨らませています。次回の園長先生の科学マジックがまた楽しみです。